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Q&A

自己破産した後ローンを組むことはできますか?

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2024年3月13日

1 自己破産後ローンを組むことについて

自己破産をすると、一定期間ローンは組むことはできません。

なぜなら、ローンを組もうとしても、審査が通らないからです。

それでは、どうして自己破産をするとローン審査が通らなくなってしまうのでしょうか。

2 信用情報機関への事故登録

自己破産をすると、信用情報機関に事故登録されます。

これを一般的に「ブラックリストに載る」と呼ぶ方もいらっしゃいますが、正しくは、信用情報に事故登録されることを指します。

信用情報機関には、CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター(KSC)があります。

消費者金融やクレジットカード会社、銀行等の貸金業者は、この信用情報機関に登録し、貸金業者間で、債務者の情報について登録、調査しています。

具体的には、いつ、誰に、いくら貸しているか、延滞している、債務整理をした等の情報を提供し、登録されています。

貸金業者などは、ローンの審査の際に、信用情報機関に問い合わせ、事故情報等について確認しています。

3 事故登録されるとどうなるのか

信用情報に事故登録されると、新たにローン、クレジットカードを申し込むと、基本的に審査が通らなくなります。

自己破産したという情報が信用情報機関に掲載されているため、お金を貸しても約束どおりに返済してもらうことができない、と貸金業者が考え、申請を却下するためです。

ただ、事故登録は、永久にされるものではありません。

自己破産後、一般的に5年から7年程度経過すると、事故情報は削除されます。

4 事故情報が消えた後

信用情報機関から事故情報が削除されても、ローンを組むことはできない場合もあります。

自己破産時に債権者であった会社では、独自に破産時の記録を残しており、会社内やグループ会社に共有している可能性があります。

そのため、自己破産をした際の債権者に対しては、ローンを組むことは難しいと認識しておくと良いでしょう。

5 自己破産後のローン申請について

以上の流れから、自己破産後にローンを組むのであれば、審査を申し込む前に、信用情報を一度開示することをおすすめします。

自己破産についてご検討されているかたは、当法人までご相談ください。

愛知県内ですと、名古屋に事務所がありますので、お気軽にお問い合わせください。

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